目立つ海外バイヤーの旺盛な仕入れ
RX Japan(株)(本社・東京都中央区、田中岳志社長)は、10月25日から27日まで3日間、横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜で「第11回国際宝飾展秋(以降、秋のIJT)を開いた。
今年の秋のIJTは年内最後の大規模宝飾展として国内外から390社が出展して、あらゆる種類のジュエリーアクセサリーが一堂に集結し『実際に見て比べて特別価格で仕入ができる』展示会としてアジアを中心とする海外バイヤーが大勢来場して真珠関係を中心に活発に仕入れを行っていた。
真珠業者のブースではライブ販売できるスペースを確保してあり、終日ブース内はスマホ片手に仕入をする姿が目立った。
リユース製品を取り扱う業者も増え、大粒の宝石や見栄えのするジュエリーなど反応は上々。
クリスマス・年末・年始商戦向けの仕入れの場として、国内の小売店、卸のバイヤー、宝石コレクター、インフルエンサー、宝飾ビジネルに関心のあるかた、ハンドメイドクリエーターなど期間中大勢の来場があった。
昨年の秋のiJTは3日間で1万3,439名が来場したが、今年は主催者が約1万5,000名の来場を見込んでおり、3日間とも賑わいを見せていた。
国内業者にとっては円安や地金の高騰など海外での買付もハードルが以前より高いものがある。
海外からの出展者は増加し世界10カ国40社が出展、また国内で販売するインドやスリランカなどの業者はブースも大きくひときわ目立つ。
今回の秋のIJTはセミナーなどなく実売に徹していた。主催者は招待状や出展者リストなど紙媒体を減らし来場者がネットやスマホで順次取得できるよう対応している。
IJT出展企業の限定製品も多数ネットに掲載。ジュエリーも素材、アイテム別に検索でき、出店企業を探す手間も大幅に短縮される。
会場では素材・パーツなど37万点が出典、トレンドや最新のデザインも学べ、製作に欠かせない工具も入手可能。業界参入を希望する企業にとっても絶好の機会となる。
時宝光学新聞 第1768号より
会期:2024年1月17日[水]〜20日[土]
会場:東京ビッグサイト
1月に開催の国際宝飾展(IJT)は、あらゆる種類のジュエリー・アクセサリーが一堂に集結する日本最大の宝石の祭典であり、720社が出展します!
高級ジュエリー、ライトジュエリーから、鉱物、天然石ルース、ハンドメイドに必要な素材・パーツまで、『実際に見て、比べて、特別価格で仕入れができる』展示会となっています。
宝飾卸・メーカーが出展し、日本、中国をはじめとしたアジア各国のバイヤーや、宝飾品ビジネスに関心のある方、これから新規参入したい方、ハンドメイド作家が仕入れやブランド導入を行います。
会期 | 2024年1月17日[水]~20日[土] |
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会場 | 東京ビッグサイト 東展示棟 公式サイト |
主催 | RX Japan株式会社 / 一般社団法人日本ジュエリー協会 | 公式サイト |